オーダーカーテンを仕立てた後に出る「残布」を利用して、いろんなファブリックアイテムをつくります。
今回は、背当てクッションとテーブルライナーをつくりました。
カーテンは、柄のある生地で仕立てる場合、柄合わせをしますので、
余材の残布が出るのです。
柄の大きい生地は、よく出まして、
今回のお客様は、柄のリピートが133.5cmもあったので多く出ました。
取り付け後に、カーテンの残布を差し出しますと、
お客様によっては、これで何か作れませんか?となります。
今回のお客様も、
「主人がこの生地気にったので、テーブルライナーを作って下さい!」
とおっしゃて頂きましたので、仕立て依頼を受けました。
残布を利用してテーブルラーナーとクッションを仕立てる
最初は、テーブルライナーのみの依頼でしたが、
仕立てる要尺を把握してたら、他にも小さめのクッション(30cm×30cm2個)なら作れる事がわかり、
同時に仕立てをすることにしています。
店の事務所内に工業用ミシンが置いてありまして、チーフによって仕立てています。
テーブルライナーは裏地を付けています。縁のおさまりが良くなると判断したので、付けました。
自前仕立てなので、仕立てながら臨機応変に仕様も変えられるので、重宝するところです。
テーブルラーナー(30cm×140cm)とクッションカバー(30cm×30cm)2枚を仕立てました。
お部屋に置けば、カーテンとの共布なので統一感が生まれます。
肝心のカーテンは、リビングの南掃き出し窓に付けられました。
内装に木をふんだんに使ったリビングなので、
どちらかと言うとナチュラル一辺倒な雰囲気になりがちで、インテリア的に面白みがありません。
テイストをミックスするとおしゃれになる!をご理解頂けたお客様でしたので、
大胆なヤシの葉デザインのモダンなカーテンをオススメして、採用に至っています。
大胆なヤシの葉デザインの上質モダンなカーテン
お部屋に上質でモダンなイメージを加わりました。
レールには、アイアンレールのブラックを付けています。
内装にスチール素材を取り入れて、こちらもミックス感になり、おしゃれさを演出しています。
この大胆なヤシの葉デザインのカーテンは、スミノエの「モードS」BOOKの巻頭を飾る生地で、
光沢糸を織り交ぜ、デザインを「織り」で表現されているのです。
織りというところがミソで、上質感が出るのです。
織りでここまで大胆な表現をしたカーテンは、国内メーカー品ではなかなか無く、
スミノエのデザイナーさんよく作ってくれました、意気込みを感じます。
ニーズを汲んだ無難な生地が多い中、他にはない魅力を感じさせます。
今後もオススメの生地となりそうです。
当店はキャッシュレス還元事業の対象店です。