木製の質感や重厚感を持つ木製ブラインドは、
インテリアのグレードを高めたりナチュラルな雰囲気をつくり、人気のインテリアエレメントです。
しかし操作の面で、木製のフラット(羽根)がアルミ製より重たいため、昇降(上げ下げ)に大きな力を必要としたり、
木製スラット(羽根)に厚みがあるため、たたみ上げたときのたたみしろも多く必要です。
そして、スラット(羽根)には昇降コードを通すための穴が空けられていますが、そこからの光漏れも気になるデメリットも存在します。
今回、これらのデメリットを改善した木製ブラインド「桐ウッドブラインド」が商品化されていますので、施工事例を通じてご紹介します。
玄関の窓 幅160×高110cm 遮光桐ウッドブラインド” 取付
デメリットを改善した「桐ウッドブラインド」
木製スラットの木材には、バスウッドという天然木を使用しているが一般的ですが、
幅180×高180㎝のサイズで、本体が8kgの重量があり、昇降操作に負担がかかります。
でも、木製スラットの木材を軽い桐を使用することで、重量が約50%も軽量化になりました。
軽い「桐」を使用したウッドブラインドは、
重量が半減したことで、誰もが操作が軽い!を実感できます。
そもそも「桐」は、日本の気候に適した木材で、家具などに多く使われていますが、
薄くて細長い形状にすると変形してしまい、ブラインドの素材としては課題を持つ木材でした。
採材方法において、年輪が直線となる「柾目採り」にすることで、
時間が経過しても、スラット(羽根)の反りや収縮などの狂いが少なくなり、商品化を可能にしました。
施工事例を通じて紹介
玄関の窓(幅160×高110cm)に、NORMAN(ノーマン)製「桐ウッドブラインド」取付しました。
NORMAN(ノーマン)社とは、
ウッドシャッターなどの高級ラインも手がける世界規模のメーカーで、商品ラインナップの豊富さや技術力も高い。
気になる光漏れを改善した「穴なしスラット+ピッタリ密閉機能」を搭載
上下の画像をご覧下さい。
窓枠内に「桐ウッドブラインド」を取付けて、晴天のお昼頃に撮りました。
スラット(羽根)とスラット(羽根)の間からの光が、ほとんど入ってきていません。
また、スラット(羽根)には昇降コードを通すための穴も無いので、従来あったコード穴からの光漏れも解消しています。
木製ブラインドでありながら、高い遮光性を有しています。
動画を用意しました。
軽い桐素材による、滑らかな昇降(上げ下げ)操作と、高い遮光性を実現した模様をご覧いただけます。
別の施工事例もご紹介
キッチンの北窓 幅130×高130cm×2箇所
窓枠内に「桐ウッドブラインド」を取付けました。
こちらは、マットホワイト色のカラーを選択して、天然木のやさしい質感をかんじながらも上品な雰囲気を出したコーディネートです。
キッチンの北窓なので、明るく清潔感のある印象も嬉しいところです。
人気のインダストリアル照明を引き立てます。
ウッド好きにはたまらない珠玉のカラー28種
NORMAN(ノーマン)社の「桐ウッドブラインド」は、塗装にもこだわりがあります。
環境意識の高いドイツの塗料メーカー、オスモ社製を使用のシリーズ(オスモウッドワックスカラー)では、
原材料に自然性の植物油を使っていて、安全で浸透性なので、木の呼吸を妨げていません。
木の風合いをより感じられて、からだにもやさいいカラーです。
他にも、標準ステインカラー15色とペイントカラー3色があり、オスモウッドワックスカラーシリーズ10色を合わせ28色から、お部屋にぴったりの一色を見つけることができます。
日本の暮らしに馴染み深い「桐」素材を使ったNORMAN(ノーマン)社のウッドブラインドは、
・誰もが軽い!を実感できる、滑らかな操作性
・気になる光漏れを解消した、遮光性
・柾目材使用して、経年による歪みが少なく木目の美しさ
・桐素材本来の魅力を活かし安全な、カラーシリーズ
以上、木製(ウッド)ブラインドのデメリットを改善し、他にも優れた特徴を持つ、
NORMAN(ノーマン)社の桐ウッドブラインドをご紹介させて頂きました。