チーフが担当する案件に、採寸とアドバイス要員として同行してきました
図面に「ドレーキップ窓」という記載
打ち合わせ時に頂いた図面に「ドレーキップ窓」という記載を発見したチーフから、
「下地の有無や取り付けスペース」をそれぞれしっかり確認して欲しいと頼まれてました。
「ドレーキップ窓」はサッシが内開きにできるので、カーテンやシェードに干渉してしまいます。
取付位置や開閉を気をつけなければならない窓で、チーフも焦った模様。
まずは、聞きなれない「ドレーキップ窓」とは、
サッシが「内開き」と「内倒し」の2つの開閉機能をもったもの。
欧米では一般的なサッシと言われています。
「内開き」の状態では、ガラス面の清掃や物の出し入れに使用
「内倒し」の状態では、室内の換気のために使います。
ドレーキップ窓の特長
なぜこのような窓が採用されるかと言うと、通常の引き違いサッシより気密性が断然良くなるからです。
断熱・遮音の性能が高くなるので、メリットも多く、高性能住宅には採用率が高いと思います。
カーテンやロールスクリーンと干渉
ご覧のように、サッシが内開きになるのでカーテンやシェードを閉めていると干渉してしまいます。
取り付け高さ位置(下時有無の確認)
そこで、下地を含めて取付高さ位置の確認をします。
サッシを開閉して、カーテン・シェードに干渉しないように出来るだけ高い位置を探しました。
・各窓で、窓の開け閉めはどう使う事になるのか
・カーテン・シェードの開閉・操作等の確認
実際のサンプルを窓に充てて確認しまして、有意義で納得のいくものになったのでは。
カーテンの試着
「下地の有無や取り付けスペース」と併せて、カーテン生地選定を行いました。
ドレープ(厚地)とレースの組み合わせをどうしようか・・・
実物大サンプルで確認していき、ある程度まとまってきたところの様子です↓