秋も深まって、朝晩の寒さが気になる季節になってきました。
そんな中、吹き抜けの寒さ対策として「天幕カーテン」を取り付けさせて頂きました。
その事例紹介です。
今回は、吹き抜けに階段が掛かっているケース。
以前の解説記事の中で、吹き抜けに階段が掛かっている所は、取付出来ないと記しましたが、吹き抜け「天幕カーテン」種類・費用・製作工程の解説
階段上の開口(垂直面)の塞ぎ方と、下地や干渉物が無いかがクリアできたので、取付可能と判断して、承りました。
吹き抜けに階段が掛かっている
1階リビングのソファに座っていると、「階段から冷気が下りてくる」「非常にスースーして寒い」とのことでした。
2階のローカ部分は、さらに上まで抜けている間取りで、開放感があるのですが、空調効率が悪くなります。
階段上がった所をどう塞ぐかですが、ベビーゲートを取り付けて(お客様によって)塞ぐ方法を取ることになりました。
階段上の状態
ここから取付の説明になります。
階段廻りの取付は、手間のかかる作業となります。
脚が伸縮してアジャストするハシゴがこんな時活躍します。
階段ステップにハシゴを設置
先ずは、レールを壁に取付ます。
「天幕カーテン」レール&ブラケット
レールを吊るブラケット金具の取り付けですが、高さ位置と下地探しを入念に行います。
1個1個ハシゴをずらしながらの取り付けですので、手間がかかります。
両側のレール2本を付けるまで、1時間半程(2人で)かかりました。
レール2本取り付けに1時間半を要す
次の作業は、吊り元のマジックテープ付レールを取り付けます。
そして天幕は、事前にランナーやパイプなどを入れてセッティングしてきていますので、ここでの作業はレールに通すだけです。
でも、2人が息を合わせてレール溝に入れるコツが必要です。
レールに天幕が通りました
階段上がった所は、ベビーゲートをお客様によって取り付ける予定です。
階段上段にベビーゲート取り付け予定
ダイニングから吹き抜けを見上げる
天幕カーテン吊り元側
天幕カーテン2階ローカから見る
天幕カーテンを閉じる
動画を用意しました。
バトン棒を使用して、「天幕カーテン」の開閉の様子をご覧いただけます。