ウェディングホール&カフェのカーテンを取り付けました。
上部アーチ窓のカーテン多数 施工事例
「こんなカーテン生地を探していた・・・」とご来店頂いたお客様
窓の形が上部アーチになった窓が多数ある、ウェディングホール&カフェのカーテンのご相談でした。
概略
場所:ウェディングホール&カフェ 12窓
内容:上部アーチ窓のカーテン
使用生地:タフタ生地+遮光裏地
縫製仕様:3ツ山 枠固定
テイスト:アンティークフレンチ
打合せ・製作
アーチ窓のカーテンを、内装や調度品に合わせた「アンティーク・フレンチ」で整えたいご要望で、
アーチ部分を含むデコレイトアイデアと、施工方法を中心に打ち合わせとなりました。
上部アーチ窓は、窓の上部が「半円の形をした窓」なので、縫製や施工においてオートクチュールとなります。
現場調べを経て、ご要望スタイルを取り入れ、ご提案通りで製作がスタートしていきました。
窓12カ所あり、全力投球で挑ませて頂いています。
縫製
縫製がもっとも技術を要するところとなります。
樹脂ラミネート裏地を施した上部アーチのヒダ取り縫製、カーテンは1ヶ月ほどかかり出来上がってきました。
このアーチ窓のカーテンを吊り替えます。
画:上部アーチ窓 before
画:上部アーチ窓 before
カーテンスタイル
今回のカーテンスタイルは、2種類。
画:上部アーチ窓のカーテンスタイルは両開き
画:上部アーチ窓のカーテンスタイルはセパレート
縫製指示書
縫製指示書は、すべての要となります。
時間を掛けて書きます。
吊り元をアーチ状に沿った形で、3つ山ヒダを取った縫製仕様。
画:上部アーチ窓 カーテン縫製指示書
型紙を要する「オートクチュール」仕立てとなります。
型紙は、縫製加工所さんが今回作ってくれました。
画:上部アーチ窓 カーテン縫製「型紙」
仕上がり確認
出来上がってきたカーテンの仕上がり確認をしました。
プリーツ間隔やヒダ数は、思っていたとおりの仕上がり。ヒダ率は約2.5倍です。
画:上部アーチ窓 カーテン吊り元プリーツ
アーチ窓の仕立てにおいて、サイドの仕上げが最も難しいところです。
樹脂ラミネート裏地を施し、アーチ形状にあったフィニッシュの収まり、キッチリ仕上げて頂きました。
画:上部アーチ窓 カーテンは裏地付き
取り付け前準備
取り付けは、レールを使用せずに、窓枠にマジックテープを付けて取り付けます。
画:上部アーチ窓 カーテン取り付け道具
取り付け開始
取り付けを開始します。
マジックテープを窓枠に貼る作業ですが、アーチ状に曲がったところに貼るので、マジックテープを等間隔に切り刻んでいきます。
台形状にカットしました。
画:マジックテープ貼り準備
画:マジックテープを窓枠に貼る作業
接着テープ付きマジックテープなのですが、更にタッカーで針を打ち固定します。
画:マジックテープにタッカーを打つ
画:カーテンを付ける作業
画:カーテンを付ける作業
画:カーテンを付ける作業
取り付け方法はアーチ枠に固定
アーチ状の窓枠に沿ってきっちり固定されました。
吊り元の印象は大切で、ブカブカしていたり隙間が空いていたりすると一気に安っぽくなります。
カーブレール(TOSOカーテリア)使用を検討しましたが、隙間が出来ないこの方法にして良かったです。
画:アーチ窓にカーテンを付け終わる
他のアーチ窓の取り付け作業は、サイズが小さい分少々楽です。
カフェのカーテン
こちらはボックス付けのカーテン取り付け。吊り元はギャザーヒダ仕上げです。
画:ボックスにタフタのカーテン、吊り元はギャザーヒダ
タイバックはまだ未定
カーテンを束ねるタイバックは、まだ決めていなくて取り付け後に選定する予定。
打ち合わせをした結果、ホルダーを使用して「カーテンを掛けるようにする」ことに決定。
お客様方で用意したいだけます。
施工事例は、未納品窓の取り付けして、後日アップします。