カーテンの吊り替え リビング編

画:リビングのカーテンコーディネート

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今回は、木製レールを走るリングランナーの壊れと、シェード(たくし上げカーテン)のヒモ切れで、ご来店いただいたお客様です。
(2004年に当店で納めたOB顧客様)

打ち合わせで、それ以外にレースカーテンも新しくして、全体のコーディネートのご相談にもなりました。

目次
・部品は消耗します
・不具合の対応方法
・今回のご要望は
・ビフォー
・リビングのコーディネート事例

・部品は消耗します

新築時に取りつけたカーテン一式も、10年を経てくると壊れて「不具合が生じてくる」ものです。

壊れるモノとして挙げられるのは、カーテンフック(吊元の樹脂製の部品)、レールのキャップ(端にある部品)、ランナー(走行する部品)が割れる。
つぎにシェード(たくし上げカーテン)のヒモ切れ。そしてレースが破(やぶ)れる、などの順です。

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部品が一つでも壊れても、カーテンの開け閉めがしづらく、朝夕のストレスになったり、フックが外れたカーテンはだらしなく見えるものです。

カーテンが破れたりしていると、お部屋の雰囲気が台無しになります。毎日残念な気持ちにもなってしまいます。

・不具合の対応方法

部品は消耗(しょうもう)品ととらえて、交換できるものです。簡単に入手できて、お客様でも簡単に交換することができます。

部品は、専門店や量販店、ネットショップでも販売していまして、ドライバー一本で交換が可能。

シェード(たくし上げカーテン)の「ヒモ切れ」は、部品入手と作業にコツが必要となるので、プロに相談したほうがいいでしょう。

部品さえ手に入れば、動画サイトなどを参考に、器用な方なら交換できるかもしれません。

カーテンの破れは、劣化(れっか)によるものなので、補修はむずかしくなり新しく購入をおススメします。

・今回のご要望は

木製レールのリングランナーが2個割れていました。滑りが悪く、たまに開閉の時に引っかかってしまうことでした。
リングランナー全部を交換。

シェード(たくしあげカーテン)は、新しくすることで、打ち合わせを進めました。

小高い丘に建つお家なので、外からの視線を気にする必要がありません。
今回も日差しを遮る目的だけで、レースカーテンの一枚吊りでのコーディネートとなります。

・ビフォー

画:ビフォー(2004年新築時)

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リビングの内装は、木をふんだんに使って造った、ナチュラルな雰囲気です。
ベージュ色のリーフ(葉っぱ)柄のレースカーテンとウッドブラインドでコーディネートでした。

・リビングのコーディネート事例

コーディネートの方向も前回と同じく、ナチュラルなテイスト(味わい)で意見を合わせました。

大きな面積を吊るレースカーテンは、シダの葉をデザインしたレースです。

光をレース越しに受けて、葉脈(はみゃく)までも確認できるくらい、しっかり刺繍(ししゅう)されたレースを採用。

今までのプリントによる柄の仕上げ方より、ハッキリと柄が浮かびあがるのが、刺繍(ししゅう)の仕上げ方になります。

スミノエ・U‐LIFEに収録のU8005で、高密度に立体的に刺繍したレースです。

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生地が天然麻(あさ)に似せた素材感でもあります。木をふんだんに使った内装材と、相性良くまとまっています。
シェード(たくしあげカーテン)も同生地で取付け、統一感を生んでいます。

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小高い丘に建つお家なので、風を良くとおして、エアコンに頼らない暮らしをしていらっしゃいます。

レースが風にゆらゆら靡(なび)いて、そのようすも心地よく感じました。


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