インテリアファブリック業界最大のイベントJAPANTEX2017が、11月15日(水)から17日(金)東京ビックサイトにて開催されました。
今年は、主催者(日本インテリアファブリック協会NIF)のメイン企画の一つ「Windows Paradise」のデザインに携わらせて頂きました。
窓装飾プランナー(窓P)とインテリアコーディネーター(IC)のダブルライセンス保持者に、「窓楽園」というテーマが提示され、窓装飾を中心にコーディネートをする企画内容で、7名の中の一人として選ばれ参加しました。
テーマである「楽園」を、楽しくかつ斬新なアイデアの依頼でした。
構想が先ずは大切なのですが、私にとって「楽園」とは→楽しくて時間を忘れ夢中になれる場所 と捉えて、趣味の部屋を具現化しようと思いました。
趣味の部屋の中から選んだのは、宇宙マニアのためのお部屋
コンセプトを、趣味の天体観測が楽しく夢中になれるパラダイス部屋として、
大好きな宇宙空間をお部屋にイメージ表現することで、遠い宇宙に思いを馳せ、幻想的なカラーコーディネートになるように、まとめていきました。
全体のイメージパースになります。
幅5300+1600×高2700の空間を使い、惑星と銀河に囲まれた宇宙空間をイメージ、
広がりと流れを感じさせるデザインを考えました。
シンボリックな窓上のスワッグは、宇宙に広がる銀河を表現して、そこに漂う惑星をホルダーで散りばめました。
実際の展示の模様です。
デザインと製作の上で一番力を入れたのは、
異なる2枚の生地を前面後面でクロスさせたオープンスワッグ(吊元の中央が空いてる)の製作。
立体的で流れを生む表現になるスワッグのスタイリングとして、縫製所さんのアドバイスを貰い、採用しました。
カラースキームは、ダークグレーをベースでまとめ、キラキラ光沢感のあるアイテムで統一させて、幻想的な宇宙感を表現しました。
会期中、展示会場で配られた、パンフレットです。
会期の初日は、ブース展示のガイドをさせて頂きました。
様々な分野の方々が訪れ、チェックするカ所や反応も違っていました。
でもスワッグのファブリック使いに一応に関心を抱いてくれてました。(生地触ったり、めくったりする方が多くいた)
「コンセプトとデザインが解りやすく関連していて頭に残るよ」と感想を言ってくれた方がいて、嬉しかったです。