「無地のグリーン色カーテン」をお探しのお客様が、来店されました。
こんな感じ!と画像を見せて頂きましたが、写っていたのは、変哲も無いグリーンの遮光カーテンでした。
無地カーテンを選ぶポイント
このグリーンの遮光無地カーテンが、本当にお客様のご要望に合ったカーテンなのかな?と思いましたので、
一度最初から、イメージやご要望を知るため、質問をさせて頂いた。
「遮光にしたいご要望ですが、日中に暗くしたいのですか?」
「壁や床の色 内装はどんな感じで、家具は・・」
「無地も多種、ザックリなナチュラル、光沢なモダン、滑らかなエレガントがありますが・・」
投げかけた質問をヒアリングして、ご要望に即した候補生地を瞬時に考えました。
そして、ざっくりした質感豊かな無地遮光カーテンで2、3点をご提示させて頂きました。
参考にするポイント
無地カーテンは、柄が無い分生地の質が印象を左右することになります。
織と風合いの違いを大切に選びます。
ポイントは、生地の織密度・重み・厚みが一定レベル以上有るものを選ぶことです。
ウェーブが綺麗に出る、崩れない事に繋がり、上質で豊かな印象になります。
逆に、生地の織密度・重み・厚みが一定レベル以下のものは、
ヨレっとしただらしない印象となってしまうので、無地カーテン選びには注意しなければなりません。
施工事例
「カーテン選びを漠然と考えていたが、整理して頂いた」とご納得して頂き、
候補生地を採寸時に持参して、窓に試着しました。
採用頂いたのは、ザックリな織りと色のミックス感があるナチュラルな生地です。
解りにくいですが、数種類の糸を織り込んだミックス感が魅力のカーテン。
ヒダのウェーブも綺麗に整い、ナチュラルな内装とよくマッチしました。
無地のカーテン(平織)は、どれも似たようなものでなく、
生地の織密度・重さ・厚みなどの違いがあり価格の幅も大きいものです。
ヨレっとしたものは、だらしない印象が出てしまい、凛としたものは、お部屋の印象も良くしてくれる。
そんな「無地のカーテン」は、生地選びに手が抜けません!