吹き抜けとリビング階段からの、冷気対策の施工事例紹介。
吹き抜けとリビング階段の、2箇所同時に冷気が舞込み、大変寒い状態でした。
吹き抜けは開口部分を天幕で覆い、リビング階段はカーテンを吊り対策します。
空気の対流を妨げることで、冷気を防ぐ目的。
リビング階段の冷気対策の施工は、たくさんありますが、当店では吹き抜けの施工は今回初めてです。
天幕は、今までシステムされた海外製を提案していまして、素晴らしい商品ですが、少々お高いので、お問い合わせ止まりになっていました。
もっと簡易的で安価で出来ませんかとのご要望を受けて、いろいろ調べ、同業者の施工事例を参考にさせて頂きました。こちら
手動式でバトンで操作するタイプを採用しています、このほうが逆に仰々しく無く安価で出来ていいと思いましたので、
自分なりに細部を勘考して、これなら出来ると判断しての施工となりました。
システム化したものでなく、部材を工夫調達したオリジナル仕様の天幕。
手動式なのでの開閉がスムーズさがポイントになります。
TOSOの中型レールのパイプランナーを使用して、開閉はスムーズに可動しました。
事前に組み立てチェックをしてから、施工をしていますが、
先頭バーが思ったより引っかかり、現場で短く調整と、マグネットの接着強度が強くテープを貼り調整を行いました。
バトンをバー中央のグリップに掛け、開閉の操作をします。
天幕を閉じるとこうなります。たたみ代の厚みも塩梅よく収まりました。
2階から見た様子。
取り付けを完了した直後、今までスーっと冷気が降りてきたのがピタッと無くなり、暖かくなる実感を得ることができました。
これは、効果覿面でした。
エレメントリスト
収め側:ニューバランス
可動部:TOSO中型レール、パイプランナー、マグネットランナー、プル-レポール、
先頭バー:ニチベイロールウェイトバー、メタルグリップ
幕体:アスワンE4419(サブレボイル)
階段カーテン:フジエFA6611切り欠き縫製