有松旧街道の商家

独断と偏見で桶狭間エリアの事をリポートして行きたいと思います。
史跡・お店・行事などを、休日を利用しての探訪ネタです、どうかお付き合い下さい。

リポート➀ 有松旧街道の商家

なかなか「うだつ」が上がらないので(笑)、実際のうだつを見にいってきました。

気分だけでも豪商に近づこう、あやかろうとミーハーな気持ちからなのですが、建築意匠の勉強にもなるので。

行って来たといってもお店から程近い(2キロ位の所)、旧東海道有松宿の街並みが残る一角です。

数百mに渡り古い商家が立ち並んでいます。

有松旧道
一際立派な「うだつ」が上がる、シンボル的に建っているお屋敷があったので、写真に収めてきました。

案内板には、有松の有力な絞り問屋服部家(屋号井筒屋)の屋敷構えとなっています。

うだつ
これが、実際の「うだつ」部分です。

屋敷奥まで伸びる、なんと長い「うだつ」ではないでしょうか!

防火壁というより、装飾瓦が載り装飾的に重きを置いたものですよね。

建築構造体以外の部分、
それなりの余分な出費がかかるので、かなりの財力があったことでしょう。

有松旧街道

隣接したお店部分は、今も絞りや小物などを販売して営業中です。
寛政2年(1790)創業とありましたので、221年続けていらっしゃるのですね。
すばらしいの一言です。

当時は羨望の存在であった「うだつ」、当時の建築遺産に敬意をはらい帰りました。