カーテンの裾は、ダブルヘムで床上がり1cmが大半ですが、そればかりではありません。
ファッションにおけるズボン裾の長さや仕様、ドレスや打掛の裾の長さが、
全体のイメージに大きく影響するように、カーテンの裾の仕様も同じです。
●一般的なダブルヘム
●美しいウェーブを出しすっきりしたイメージを出す為に、ウェイトテープを施した裾。
●折り返しが短いショートヘム
●意図的にカーテン丈を床に引きずらせて、布のルーズな柔らかさを表現した裾。
●裾にマクラメをあしらいエレガントさを強調した裾仕様。
裾の仕様によって全体のイメージは変わります。
以下にいろいろな裾仕様と事例を掲載させて頂きます
◇いろいろな裾仕様◇
●一般的なダブルヘム
裾の生地を2重に折り返した縫製仕様の事。裾部分に一定の重りを付ける目的があります。
●ウェイトテープを施した裾
細いウェイトテープをカーテン裾端に縫い付ける縫製仕様。
美しいウェーブを出したり、すっきりしたイメージを出す効果があります。
●ショートヘム
裾の折り返し部分を短くした縫製仕様。ダブルヘムより軽くすっきりしたイメージ。
小窓のカーテンの演出にも向いています。
●タッチンング
ドレスや打掛が床に引き摺り裾部分を含めてのデザインのように、カーテンも意図的に丈を床に引きずらせて、布のルーズな柔らかさを表現した裾。
天然素材のカーテンが、ルーズな柔らかさを表現するのに適しています。
●裾にマクラメ