カーテンを美しく見せるために(レール取り付け編)

カーテンを美しく見せるためには、
生地やスタイルの選定、そして窓に合わせた設えにすることが必要です。

ここでは、窓とカーテンレールとの関係を紹介します。

カーテンレールの取り付け位置

カーテンレールの長さ

カーテンレールの長さは、窓枠外寸法より

●装飾レールの場合は左右それぞれ15cm程度
●機能性レールの場合は10cm程度

窓枠とレールの長さベストな寸法

窓枠とレールの長さベストな寸法

 

窓枠より上記で記した寸法が理想です。 以下の利点があります。

・窓に対してカーテンを大きく覆うことで、閉じた時の光漏れを防ぐ
・開けたときには、カーテンが窓にかからず採光性を高める事ができます

カーテンレールの取り付け高さ

カーテンレールを取り付ける高さは、窓枠上端から以下の寸法を持ち上げます。

●装飾レールの場合はブラケットの上ビスまで12cm程度
●機能性レールの場合はブラケットの上ビスまで10cm程度

取り付け高さ 窓枠上端12cm上にビス位置

取り付け高さ 窓枠上端12cm上にビス位置

 

カーテンレールの取り付け高さは、窓枠上端より上記寸法持ち上げることで、以下の利点があります。

・カーテン上部の光漏れを軽減
・カーテンのプリーツが窓枠にかからず、外から見たときの美しさが格段に違います

カーテンレールの取り付け施工事例 光漏れの軽減 プリーツの芯地やフックが透けない

カーテンレールの取り付け施工事例 光漏れの軽減 プリーツの芯地やフックが透けない

 

まとめ

・レールの長さは、カーテンを開けたときのたたみしろが窓枠にかからないよう設定。
・取り付け高さは、カーテントップのプリーツが窓枠にかからないよう上に出る位置。

以上を基本的な目安としています。

注意点
カーテンレールは、下地に確実に施工する事が重要です。

よって取り付け位置は、下地優先の設定をしています。
また窓の位置やエアコンなどの干渉によって、取り付け位置の設定を考慮しなければなりません。