WILLIAM MORRIS・ウィリアム モリス



近代デザインの創始者とうたわれ、詩人、社会思想家でもあったウィリアム・モリス。
世の中を美しくするために人生を貫き150年以上経った今もなお新鮮な魅力を失わず深い感銘を与え続けています。
1887年デザイン 壁紙デザインとして登場し、1895年にファブリックとしても採用される。
モリスが好んだデザインでジェーンのベッドルームに採用されていた。
娘のメイによると、この葉群の柄のアイデアは、モリスの家の近くを流れるテムズ川の川べりに茂る柳の木からインスピレーションを受けたいう。
柳の木は、モリスが気にいっていたモチーフで、背景としてよく見られる。
ウィローボウは、現在でも最も人気のあるデザインのひとつ。

1864年デザイン 壁紙のために作られた初期のデザイン。葉や果物などの4つのエレメントの反復によって構成されている。
斜め方向に流れがあり、隣接する葉が絡み合う複雑なデザイン。
12の木版からなるオリジナルのハンドプリント壁紙のスタイルを反映している。

1864年デザイン モリスが壁紙のために作った最初のデザイン。
モリスの新婚の家レッドハウスのバラの格子垣からインスピレーションされた。
花の格子柄はモリス商会のステンドガラスや刺繍など、作品の随所に見られる。
鳥はフィリップ・ウェッブが描いたと言われる。